HDR-HC3でエンジョイライフっ！

「お兄さんにビデオカメラをプレゼントしたい！」
という、T君の熱い想い応えるため、ビデオカメラの種類と機能についてアドバイスさせてもらいました。
帰宅後、お兄さんにビデオカメラを手渡した瞬間の写真を送ってくれました。
ありがとうっ！

現在主流のビデオカメラには、
・miniDVテープを使用したDV方式
・DV方式と同じテープを使用したハイビジョンのHDV方式
・8cmDVDを使用したDVD方式
・ハードディスクドライブ（HDD）を使用したHDDカメラ
があります。

まず断っておきますと、
「テープよりもDVDの方がキレイに決まっている！」
という勘違いが多いです！単純にこう考えている人がいたら、ちょっと注意！

テープというものは歴史は古いので、どうしても新しいDVDの方がキレイなんだろう、と思いがちです。
しかし、現在大人気のHDV方式のハイビジョンビデオカメラはminiDVテープというテープを採用しています。これでDVD方式とは比べものにならないくらいキレイな、ハイビジョン撮影が可能なのです！
この10年間のビデオカメラの主役だった“デジタルハンディカム”に採用されている「DV方式」と同じテープを使用することで、従来のDV方式の再生も可能としました。
つまり、HDVカメラを持っていれば、DVカメラで撮影したテープを見られる！ということです。
ですから、初めてビデオカメラを買う方はモチロンのこと、

「今までDVカメラ（デジタルハンディカム）を使っていたけど、調子悪いなぁ。
買い換えようかなぁ。」

なんて人にはHDVカメラがオススメ！なのです！
今までに撮影したテープも再生できるし、これからはハイビジョンで撮影できちゃうのですから！

しかも、HDVカメラのスゴイところは、

・ハイビジョンで撮影、ハイビジョンテレビで超キレイに見られる！
・ハイビジョン撮影したテープでも、普通の今までのテレビでも見られる！
（ハイビジョンテレビを持っていなくてもOK！次にテレビを買い換えたときには、撮影したままの素晴らしいハイビジョン映像で見られます！）
・ハイビジョンモードでも撮影できるが、従来のDVモードでも撮影できる！
（従来の編集機で編集したり、従来のDVテープにデジタルダビングしたりできる！）

今年の秋には、プレステ３が発売されますね。
プレステ３では、なんとハイビジョンで映る次世代のDVD、“Blu-ray Disc”（ブルーレイディスク）も使えてしまうのです！
ブルーレイのビデオデッキも発売されますから、今からハイビジョンで撮影したテープは、近い将来にブルーレイにハイビジョンダビングして、プレステ３を持っている友達に配る、なんてことが出来ちゃう訳ですよ！
そうなると、画質で比較したら、もう今のDVDは見れたモノじゃないです。
ビデオテープ（VHS）からDVDになった時、皆さん「DVDはキレイだ！」と思ったと思いますが、DVDからハイビジョンへの変化は、その10倍はビックリするくらい違いますからっ！（僕の感覚ですが）

ゲーム機もテレビも、もうハイビジョンの時代。ときたら、今から買うビデオカメラもハイビジョンじゃないと、スグに画質に飽きちゃうのは見え見えですからね！

今、ビデオカメラを選択する大きな違いは、「ハイビジョンか、そうじゃないか」、です。
ハイビジョンカメラをオススメしちゃう訳ですが、DVDカメラやHDDカメラも、用途によっては使えます。

画質にはコダワリが無く、撮影したビデオをすぐに親戚に送りたい、という場合にはDVDが向いていることもありますね。DVDプレーヤーは普及しているので、相手にスグに見てもらえる、という面ではメリットがあります。

ハードディスクタイプ（DCR-SR100）は、約7時間の長時間録画が可能なので、長時間に渡る演劇などを撮影する場合には向いていますね。途中でテープ交換が必要ありません。
（HDVカメラの場合、60分あるいは80分テープを使用）
長時間撮影したビデオは、パソコンに取り込んで編集もできます。DVDにすれば、最大で約6時間までのノンストップビデオも作れます（但し6時間録画すると画質はかなり落ちます）

使用場面によって、選ぶ機種が変ってきますが、一般的な用途であれば、HDV方式（ハイビジョン）をイチオシ！します！
もし、今ハイビジョンを選ぶ価値が分からなくても、数年後には、きっと分かると思います。

例えば、、、約40年前。
カラーテレビがどんどん普及し、白黒テレビがだんだん姿を消す頃だとしましょう。
そんな時に、白黒のビデオカメラと、カラーのビデオカメラがあったとします。
もう、カラーテレビは各家庭に普及し始めています。
さて、白黒カメラとカラーカメラ、どちらを選択しますか？

これこそ、今、ハイビジョンカメラを選ぶ、という意味なのです。

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